新着記事

科学・産業史

危険・汚染・死を誰が引き受けるか|NIMBYの歴史

「総論賛成、各論反対」「原子力発電所は必要だと思う。ただ、うちの近くには建てないでほしい」「ゴミ処理場は社会に不可欠だ。でも、うちの地域には絶対反対」このような主張を、英語ではNIMBY(Not In My Back Yard)と呼ぶ。「自...
科学・産業史

核融合・核分裂から発電・廃棄物・再処理・地層処分・半減期まで

「核」という言葉を聞くと、原爆や放射線のイメージが浮かぶかもしれません。しかし核エネルギーの本質は、宇宙の成り立ちそのものと深くつながっています。恒星が輝くのも、地球の内部が熱いのも、すべては原子核のエネルギーによるものです。この記事では、...
教育

教育が機能する条件|国際比較からみた学力差から

日本の中学生は学力テストで世界上位に位置します。PISA 2022では科学的リテラシーで世界2位、TIMSS 2023でも中2理科が3位・数学が4位という結果を残しています。しかし、日本の生徒たちは「科学が将来役に立つ」と感じる割合が低く、...
科学・産業史

公害問題の科学|公害病から学ぶ環境リスクと社会的責任

明治維新以降の急速な近代化の過程で、鉱山開発、重工業化が進み、高度経済成長期には化学産業が飛躍的に発展しました。こうした産業の拡大とともに、公害もまた広がっていったのです。しかし当時、公害被害は科学的事実の否認や情報統制、法制度の空白の中で...